大変おこがましいのですが、私は見城さんと、もう何年もの期間、心の触れ合いを続けてきたような不思議な感覚を（傲慢にも）抱いています。実際には短いにもかかわらず存在するこの感覚（錯覚）は、時間の概念を超越し、明らかに私の心の中に在ります。 　見城さんの心が映し出されて、染まる。言葉は、その状態に導く（時間を超越する為の）道具なんでしょうね。 　 　百田さんは、社会、物、経験、芸術を時間に置き換えて捉え、最後にナポレオンの言葉で締め括りました。 『お前がいつの日か出会う禍（わざわい）は、お前がおろそかにしたある時間の報いである。』 　見城さんが書かれていた通り、この〆が最高でした。