見城徹見城徹2020年03月24日 16:13↑ 高校2年のとき、僕も日本史の授業をボイコットしたことがある。退学になってもいい。そう思った。 「僕はこの授業をボイコットします」 そう教師に言って教室を出る時、覚悟を決めた。無人だった理科室に入って読書をしていたらクラスメイトが呼びに来た。そこからの経緯は長くなるので改めてまた書く。 大学に受かって職員室に行ったら、その教師に声を掛けられた。 「おめでとう。あの時、君は凄い奴だと思ったよ」 「いや、違います」と言いかけて僕は言葉を呑んだ。 「間違っていると思ったことを指摘する以上、ああするしかなかったんです。だからリスクを取っただけです」というようなことを言いたかったのだが、言わなかった。僕の個体の掟を理解してもらおうと欲するのは傲慢だと思ったからだ。 世間や学校のルールや価値観で生きたくない。 さくらやumiの言葉から湧き上がるのはそういうことだと思う。1
見城徹見城徹3時間前60年前、僕は静岡県立清水南高校へ入学した。入学して卒業までの3年間、海は僕を包み込んでくれた。教室から切ない想いで海を眺め、放課後は浜に出て、様々な悩みを海にぶつけていた。初恋の最初のデートもこの海岸の砂浜を歩いた。僕の原点は清水南高での3年間にあると思っている。叶うならこの海を見ながら死んで行きたい。自分の死を納得出来る気がする。その時、僕は海を渡る風になる。901