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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹

    おはようございます。11月25日。大阪で[mikami limited 50]を営む鮨職人・三上雅弘がリトークしてくれた僕の2019年9月の僕のトークです。実は昨日(11月24日)、同じ文章を三上がリトークしてくれていたのですが、僕が見落としていて、今日、再びアップしてくれました。
    黙ってこういうことをしてくれる三上の優しさが身に沁みます。↓

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る

    芭蕉の最後の句になったこの句が頭にこびりついて目が覚めた。夢の中で枯野をかけめぐっていた。高校時代から何故かこの句を自分なりに映像化していて、何度か夢に出て来る。死の直前、走馬灯のように自分の人生の断片が頭の中でかけめぐる。そんなイメージだ。角川書店で17年、幻冬舎で26年。辛く苦しい道を喘ぎながらここまで来た。12月末で69歳になる。予想外の人生だった。今、こうしてここに在るのが信じられない。もう充分に生きた気がする。仕事と戦った。女性を愛した。友と過ごした。死の直前は荒涼たる枯野だろう。その荒涼たる枯野を僕の人生の一刻、一刻がかけめぐる。そうやって人生を終える。微笑して。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博


    おはようございます。
    2019年9月の親父の投稿のリトークです。

    松尾芭蕉最後の句。知らなかった。
    「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」
    この人生、笑っちゃうくらい目紛しい走馬灯を見れそうだ。死の直前、自分の人生を映画みたいに観れたら良いな。

    今日は久しぶりに営業が無い。
    やっとジムに行けそうです。
    僕をもっと絶望させてくれ。
    本日も皆様宜しくお願い致します。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    今朝も親父の過去の投稿のリトークしてました。笑
    親父に見てもらえなかったので、もう一回リトークして、おやすみなさい。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    自著[異端者の快楽]の文庫版を読んでいて、よくここまで書いたなあ、びっくりする。自分の性癖までさらけ出している。読み進んだ最後の箕輪の解説には感動する。理解されるというのは快楽なんだ、としみじみと思う。この解説だけで[異端者の快楽]を出版した意味があった。

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    実は高校生の頃、松本清張と司馬遼太郎にハマりにハマった。[読書という荒野]にはそのことを書いていなかったのを突然、新幹線の中で思い出した。僕が一番夢中で読んだのは松本清張は「Dの複合]、司馬遼太郎は「竜馬がゆく」だった。「Dの複合」は清張作品の中では評価が低い。しかし、あんな面白いミステリーはなかった。「竜馬がゆく」は全5巻の長大な作品だったので授業中も読み耽った。とにかく読むのをやめられなかった。僕のやめられなかったベスト3は順不同で五味川純平「人間の條件」、高橋和巳「邪宗門」、司馬遼太郎「竜馬がゆく」である。何故、あんなに「竜馬がゆく」に胸躍らせたのだろう?

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ ついでに2019年9月の僕の2本のトークをリトーク。もう5年以上前なんだね。人はあっという間に齢を取る。

  • 見城徹
    見城徹

    昨日の[チルソクの夏]シンドロームが今朝もまだ続いている。観た直後、感動のあまり佐々部清監督に連絡を取って西麻布の交差点にあった[さぶ]で食事をした。映画の舞台になった場所を見たくて下関にも行った。20年前の話だ。昨日、イルカの[なごり雪]を聴いて、一気に[チルソクの夏]に引き戻された。
    佐々部清監督は2020年3月31日朝、次回作の制作準備のために宿泊中の下関市のホテルで倒れて死亡した。62歳没。[チルソクの夏][四日間の奇蹟][カーテンコール]は下関三部作と呼ばれている。