三上雅博のトーク
トーク情報三上雅博 見城徹見城徹 双葉社の編集者として箕輪が僕の[たった一人の熱狂]を出版したのは2015年3月22日(本に記載されている初版年月日)だった。その時、無名の編集者だった箕輪は4年後の今、若者の誰もが知る存在になっている。この4年間の箕輪にのしかかった風圧は激しいものだったと思う。それに耐えて箕輪は今、立っている。
ぼくはでてゆく
冬の圧力の真むこうへ
ひとりっきりで耐えられないから
たくさんのひとと手をつなぐというのは嘘だから
ひとりっきりで抗争できないから
たくさんのひとと手をつなぐというのは卑怯だから
ぼくはでてゆく
すべての時刻がむこうがわに加担しても
ぼくたちがしはらったものを
ずっと以前のぶんまでとりかえすために
すでにいらなくなったものはそれを思いしらせるために
ちいさなやさしい群よ
みんなは思い出のひとつひとつだ
ぼくはでてゆく
嫌悪のひとつひとつに出遇うために
ぼくはでてゆく
無数の敵のどまん中へ
ぼくは疲れている
がぼくの瞋りは無尽蔵だ
ーー吉本隆明[ちいさな群への挨拶]より抜粋- 三上雅博
三上雅博 ↑
おはようございます。
2015年3月の秋元康さんのトークを、
2019年3月に親父がリトークした投稿です。
お二人の歴史を知れて嬉しく思います。
親父と秋元康さんの関係は「決別」から始まったのですね。
自分自身とも言える作品を修正させる。内臓と内臓を擦り合わせる作業。血が飛び散る。
返り血を浴びる。決別する。そこから伝説の2人の人生は交錯していったのですね。
「ここがロドスだ、ここで跳べ!」
作詞、秋元康。
長い道程(みちのり)を走り抜け
やっと山の麓まで来た 夜明け
前にそびえ立つその夢は
雲がかかる頂に似ている
現実は厳しい
登るのはつらい
思うように行かない
あきらめてしまいたくなる
後ろを振り返るなよ
努力したとか…
頑張ったとか…
口にするな
今の自分 見せてみろ!
ここがロドスだ
さあ ここで跳べ!
WOW WOW
月も星もない山道を
闇に怯えながら歩いた 絶望
時に逆風に吹かれたり
強い雨に行く手を阻まれて…
後から来た人に
抜かれてしまった
夢までの地図がない
運のせいだと石を蹴るのか?
自分で見せるしかない
拗ねてみたって
泣き言言っても
始まらない
過去を捨てて生きてみろ!
ここが舞台だ
さあ ここで跳べ!
WOW WOW
報われるかなんて考えるな
暗闇でジャンプしろ!
言い訳するその前に
まずやってみろ!
ひたむきな力で
後ろを振り返るなよ
努力したとか…
頑張ったとか…
口にするな
今の自分 見せてみろ!
ここがロドスだ
さあ ここで跳べ!
前を向いて
さあ ここで跳べ!
WOW WOW
本日も皆様宜しくお願い致します。 三上雅博 三上雅博三上雅博 お店に帰ってきました。
仕事場依存症。昔から変わらない。少しでも長くここにいたい。たったひとりここにいたい。そうしないと不安になる。寝てしまったらいつも起きた時に後悔する。もっと長く店にいたかったのにと思うから。ひとりで店にいるのが好き。そんな時は照明を落とす。なるべく暗く、暗くする。
孤独の中で寂しさに抱かれながら、切なさが優しく頬を撫でてくれる。誰にも邪魔されない時間。自分だけの世界。
暗闇が、暗黒が、僕を暖かく包み込んでくれる。泣いたって叫んだっていい。情けなくても恥ずかしくてもいい。僕は弱い人間だ。
そうやってひとりの時間を震え倒して泣き叫んで、人前では格好つけて生きている。