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見城徹

[鱗]さん、お手紙拝読しました。ブログのタイトルの件は承知しました。圧倒的努力で匍匐前進するしかないです。頑張って下さいね。

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見城徹のトーク
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  • 見城徹
    見城徹

    今日も僕は負け犬だ。21歳の時、それまでの生き方を明確に変更した。目指していたものから逃げた。「負け犬」の烙印を自分で押した。それを押した上で挑んだ現実社会。敗者の凱旋をするつもりだった。しかし、現実社会はそんなおセンチなものではなかった。立ちはだかる壁はいつも高かった。圧倒的努力をした。結果も叩き出した。壁を何度となく乗り越えた。それでも毎日、敗北感に打ちのめされる。自己嫌悪で一杯になる。73歳。
    僕は[今日も明日も負け犬]だ。

  • 見城徹
    見城徹

    昨夜の会食は感慨深かった。何かと何かがクロスした。何かで胸が満たされた。何かに辿り着いた瞬間だった。
    井伏鱒二が訳した晩唐の詩人・于武陵の漢詩[勧酒]の一節「花に嵐のたとえもあるぞ。サヨナラだけが人生だ」が全身に染み渡った。       
     
     勧君金屈巵        
     満酌不須辞        
     花発多風雨        
     人生足別離    

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    北海道小樽市オタモイ1-17-21。
    オタモイ海岸の近くの集落みたいな長屋の団地群で生まれ育った。

    ずっと負け続けてきた人生だ。
    何かで表彰された事などもちろん無い。
    悔しくて他人を羨んだり妬んだりした事もある。
    でもそんな風に思うのは、己の努力が足りないだけなのだ。

    ただ自分に与えられた舞台で精一杯、目一杯と命を燃やす。燃やし続ける。どんな強風にも負けない様に。

    思えば田舎から出てきて随分遠くまで来てしまった。
    今は毎日僕に出会った人が少しでも幸せになってもらえる様な人間になりたくて、反省して反省して猛省しながら生きている。

    今日もし生き延びる事が出来たなら、
    明日は、
    鮨職人になるためこの世に生まれてきた
    三上雅博という存在にとって、
    生涯で最も報われる日となるだろう。

    明日は僕にとって運命の日だ。

    感謝。

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  • 見城徹
    見城徹

    ↑ 三上の文章は身を削って紡がれている。三上の血と骨が覚悟となって息づいている。だから、人は感動する。三上の鮨と一緒だ。

  • 見城徹
    さくらさくら

    三上さんの文章から感じることをうまく表現出来ないでいましたが、見城さんが仰った通りだと思います。
    他の人にはない文章。鋭利な刃物、何でも斬ってしまう文章。以前にも書きましたが、私自身が斬られたことに気付かないくらいの太刀筋。
    だからこそ思います。
    三上さんの書いた文章をもっと読みたい。本になるといいなと。
    これもうまく表現出来ませんが、
    例えるなら
    鮨に対する、三上さん自身の自伝を含めた「たった一人の熱狂」三上雅博さん版!
    的な本。

    例え下手ですいません。。

  • 見城徹
    見城徹

    毎日が地獄。毎日が決闘。それが自分が選んだ人生だ。静岡県清水市の小さな社宅の一室から遠くまで来た。本当に願ったもので実現したものなどほとんどない。今この人生、一つだけどうしても手に入れたいものがある。それが実現したら、その瞬間に死んでもいいと本気で思っている。その時、微かに笑えて死ねる気がする。本当に獲得したかったものの実現は死と引き換えでしか成り立たない。

  • 見城徹
    見城徹

    秋山純監督、中井由梨子脚本、平泉成主演
    [明日を綴る写真館]を観た。どんなささやかな人生にも歴史やドラマがある。何気ない日常に息づいているその一瞬を写し撮る写真が織り成す物語。前半のぶっきらぼうな伏線が後半に温かな彩りとなって鮮やかに蘇る。ラストの20分は涙腺決壊、心地良い涙で満たされる。6月7日公開。